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組曲虐殺


先日、銀河劇場でこまつ座『組曲虐殺』を観劇。井上ひさしさん最後の戯曲であるといわれている組曲虐殺は小説『蟹工船』などで知られる作家小林多喜二の半生を舞台にしたものです。政治的発言がゆるされない時代だった昭和初期、貧しい人々が苦しむ姿をみてきた多喜二は言葉の力で社会を変えようと発起する。最後まで明るい未来を信じて活動していた多喜二の無念で切ない思いに感慨を受ける素晴らしい舞台でありました。

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