幕末純情伝
先日、北区AKT STAGEが北とぴあで公演した『幕末純情伝』を観劇してきました。本作は作家つかこうへいさんの小説を戯曲化した作品。新選組の沖田総司が女であったという設定で土方歳三、坂本龍馬との三角関係を描いた話。繰り返し上演されてきたこの作品はセットらしいものはなく衣装も全員が着ているわけではない(ジャージとか着用)が演技によりその舞台背景が浮かび上がる素舞台。渾身の演技で喉が潰れるのだはないかと思われるほどの迫力。人物の根気が伝わり感情移入しやすく物語に入りやすかったです。立回りはしっかり腰が入っていて恰好が良かった。新選組にフレディマーキュリーがいたのが笑えた。北区AKT STAGE次回作も期待大。