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ROMA


今年度のアカデミー賞、ゴールデングローブ賞で外国映画賞を受賞したメキシコ、アメリカ合作映画の『ROMA』を観賞してきました。舞台は1970年、都市メキシコシティのコロニア・ローマで住み込み家政婦のメキシコ人ソフィアとソフィアを雇う富裕家族アントニオ一家(医者の夫、妻、夫の母、4人の子供)の物語。男(ソフィアの彼氏とアントニオ家の夫)の身勝手な現実放棄による甚大な女性達にあたえる精神的な被害。それに負けじと再起をかける強い女性(ソフィア、アントニオの妻)の心情と言葉にはださない裏切られた悔しさが物語を追うごとに良く伝わってくる。アナログから作られたカラクリ映像である冒頭の水面に映る飛ぶ飛行機の映像とクライマックスに差し掛かる結束を誓う家族の象徴をあらわしたであろう荒波での場面は圧巻。子役にあそこまでのスタントシーンを日本ではやらせないのでは・・・。まさかCGではないとは思うのだけど・・・。

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