コンビニ分子
新入荷です。左はダルユーイン18年ゴールデンカスクで右はグレンカダム15年です。
どちらもじわじわと美味さを感じるモルトです!
最近読んだ本です。少し前に芥川賞を受賞した村上沙耶香さんの『コンビニ人間』。人にどう見られているとかで集団の中に生きていくのに長年に渡り窮屈さを感じている主人公がコンビニを通して僅かでも少しずつ変わっていく物語。社会からはみだした人間との共同生活、コンビニを離れてからの生活、人に対して主人公の見る目が変わっていく変化がとても読んでいて楽しい。村上さんが自分と同じ年ということでずっと気になっていた作家さんの一人でした。もう一つの本は生物学者の福岡伸一さんの『生物と無生物のあいだ』。分子の研究に関係した学者や分子学の歴史などについて書かれていて一冊の物語感覚で読む事ができ楽しみながら勉強ができる一冊です。自分は学生時代は化学や理科が一番嫌いでした(化学室はいつも寒かったし・・)そんな自分でも楽しんで読めました!