さくらオンカロ
少しずつ暖かくなってきている今日この頃ですが春らしいカクテルを一つ。塩漬けにした桜の花びらをハイボールに入れた桜はいぼーる。桜の香りと桜餅を食べているような味に仕上げています。花びらが無くなり次第終了となります。新しいオリジナルカクテル『ブルーベリーシェイク』がお陰様で好評です。常連様に「マスター、センスがあるんじゃないの」と言われましたが一応自分も端くれですがいちおうバーテンダーですよ~💦お~ぃ・・・。
『小泉純一郎 独白』常井健一著を読みました。本編半分以上が原発に対する事ですがフィンランドにある使用済み核燃料の廃棄処分場所『オンカロ』について少し触れていました。オンカロとはフィンランド語で「洞窟」と言います。廃棄された核燃料は安全なレベルに下がるまで数万年かかると言われています。そのためにオンカロでは地下約450メートルまで穴をほり核燃料を10万年保管するというゴミ捨て場所を作りました。ほぼほぼ完成されているみたいですが一つ問題があるみたいです。ゴミ捨て場を閉じた後に蓋に記する「絶対に開けるな!」という言葉です。日本でも400年前の日本語と現代の文字は大分違います。そして読めないです。10万年後まで言葉は変わると廃棄所の人は考えているみたいで何語でどう記すれば良いのか悩んでいるみたいです。小泉氏はある日学生と食事をする機会があったみたいです。料理に手をつけた学生の一人が「うわっ、これやばい!」と言ったみたいで小泉氏が何か料理に入っていたのかなと思ったのですがどうやら「これ美味しい」と学生は言ったみたいです。『うまい』が『やばい』に表現されている(笑)、また日本語も少しずつ変わっていくのかと小泉氏は思い、廃棄所の人達もこれは悩むなと思ったみたいです。